銘石が展覧する日本庭園 仙石庭園
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当石は石灰藻せっかいそうが主になって形成された石灰岩せっかいがんである。沖縄県には石灰岩地帯が多く存在するが、この岩石はその中でも琉球石灰岩に分類される。琉球石灰岩は南西諸島の中部から南部、沖縄本島では南部に分布する新しい時代の石灰岩である。 この岩石をよく観察すると球状の模様が見える。これはサンゴモをはじめとする石灰藻類が核となって成長したものであり、これらが含まれる石灰岩を石灰藻せっかいそう球きゅう石灰岩せっかいがんと呼ぶ。このような石灰岩は沖縄県や長崎県などで見つかっている。