石灰岩(せっかいがん)

石灰岩(せっかいがん)

産地地図(タップで開閉)
園内地図(タップで開閉)

 当石はおそらく岡山県の成羽なりわ川水系にある大賀おおがの石灰岩と考えられる。約3億年前のカルシウムの殻を持った生物が起源の岩石で、断面にフズリナの化石が見られる。また、水によって溶かされやすいという性質をもち、ドリーネのように石灰岩が浸食されることで形成されたであろう陥没の穴の跡が見受けられ、その内側には層理そうり(環境や成分の変化による積み重なりの跡)がよく観察できる。

音声案内(音量にご注意ください)(タップで開閉)
3Dモデル(タップで開閉)
解説写真(タップで開閉)