佐治石・砂谷石組石(さじいし・さごたにいしくみいし)

佐治石・砂谷石組石(さじいし・さごたにいしくみいし)

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 手前の石は鳥取県鳥取市佐治さじ町で採取された佐治さじいし(または佐治川石)である。火山灰が降り積もって出来た岩石が弱いながらも変成(熱の影響)を受けたことで形成された緑色岩と呼ばれる岩石である。地域の郵便局長が庭石としての適性を大々的に宣伝したことがきっかけで、現在では日本三大銘石または四大銘石に数えられることもある庭石として扱われる。

 奥の3石は広島県広島市佐伯さえき湯来ゆきちょうの旧砂谷さごたに村地域で採取されたものである。採取地の地名から砂谷さごたにいしと呼ばれる。佐治石と同じく緑色岩に分類されるが、こちらは海底火山の溶岩由来の岩石だとされている。

解説写真