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　当石は高知県産の赤色縞状チャートである。この岩石は海底の珪質けいしつ（SiO₂：水晶やガラスの成分）の殻を持った生物が堆積してできたとされる。当石は赤色のチャート（色の由来はチャート中に含まれる赤鉄鉱せきてっこう）と苦灰岩くかいがん（ドロマイト）の互層ごそうによって形成されている。苦灰岩に比べチャートの方が硬いため、削られにくく残ることで独特な形状になっている。
　当園では色と形状から赤サンゴになぞらえた名前がつけられている。